FANG+は「おすすめしない」と言われるけど、積立で買っている理由

FANG+インデックスファンドの基準価額チャート(2025年11月〜2026年7月) 投資・運用実績
FANG+の基準価額推移。2026年初に下落した後、4月以降に回復。

FANG+(ファングプラス)は「おすすめしない」「リスクが高い」とよく言われます。

実際、値動きは激しいですし、10銘柄に集中している分、下がる時の落ち方もキツいので一括投資で入るのは正直怖いと思います。

それでも僕はFANG+を積立で買い続けています。

ただし一括ではありません。

なぜそう判断しているのかを書いていくので、参考にしてみてください。

FANG+とは

FANG+は、アメリカのテクノロジー大手10社に集中投資できるインデックスファンドです。

構成銘柄はMeta(旧Facebook)、Apple、Amazon、Netflix、Alphabet(Google)、Microsoft、NVIDIA、Broadcom、Palantir、Micron。

AI・クラウド・半導体・サブスクリプションといった成長領域を、この10社でまとめて取れるファンドです。

S&P500が500社に分散しているのに対して、FANG+は10社に絞っています。

そのため、上がる時も下がる時も振れ幅が大きくなるのが特徴の一つです。

「おすすめしない」と言われる理由

FANG+に対する懸念は主にこのあたりです。

  • 10銘柄に集中しているのでリスクが高い — S&P500と比べて分散が効いていない
  • 株価の割高感 — PER(株価が利益の何倍まで買われているかを示す指標)が高く、すでに期待が織り込まれている
  • 規制強化のリスク — 独占禁止法、個人情報保護などの規制が強まる可能性

これは事実ですし、否定するつもりはありません。
なので一括で突っ込むのは危険だと思います。

それでも買っている理由

AIやクラウドはブームではなく社会インフラ

一番の理由はこれです。

生成AI、データセンター、クラウドサービスは、もはや電気や水道と同じ位置づけになっています。一度インフラとして定着したものは簡単に置き換わりません。

「AIバブルだ」という声もありますが、バブルというのは

実態のないものに値段がつく現象です。

FANG+の構成企業は実際に売上と利益を出し続けていて、NVIDIAの決算を見ても成長は数字に出ています。

サブスク型で収益が安定している

それからAppleのiCloud、Microsoft 365、Google One、Netflix、Amazon Prime。どれもユーザーが毎月払い続ける構造になっています。

景気が悪くなったからといって、iCloudを解約する人がどれだけいるでしょうか。

この「解約しにくい構造」が、景気変動の中でも安定した収益を支えています。

自分自身が毎日使っている

Apple製品を使い、Googleで検索し、Amazonで買い物をし、Netflixを見ている。

これは僕だけではなく世界中で同じことが起きています。

70億人が(そしてこれからも増える)ユーザーとして企業群に投資しているという実感があります。

使い手として「これがなくなることはない」と感じられるのは、判断の根拠として大きいです。

一括投資はしない。積立にしている理由

FANG+は値動きが激しいです。

だからこそ一括で買うのではなく、毎月一定額を積み立てるドルコスト平均法で買っています。

積立のメリットはシンプルで、株価が高い時は少なく買い、安い時は多く買えます。
結果的に購入単価が平均化されます。

実際、僕は2025年11月に月25,000円で積立を始めて、その後株価が下がった局面で50,000円に増額しています。さらに1月には基準価額が下がったタイミングで25,000円のスポット購入もしています。

FANG+の積立購入履歴(2025年11月〜2026年2月)
実際のFANG+積立購入履歴。2025年11月に25,000円でスタートし、12月から50,000円に増額。

正直下がり続けている時は、不安もありましたが、僕には根拠があったので、ここぞとばかりに積立額を増やす決断をしました。

もし一括投資だと高値圏で掴んでしまうと、下がり続ける期間は不安で仕方がないですが、積立なら多少高値であっても、「いずれ上がる」と言う根拠があるので、高値圏かどうかを気にしなくて済みます。

FANG+との付き合い方

FANG+はポートフォリオの「主役」ではなく「成長エンジン」として使うのが現実的だと思います。

全資産をFANG+に突っ込むのはリスクが高すぎます。年によっては-30%以上下落する場面もあり得るので、精神的にも耐えられなくなります。

僕自身はポートフォリオ全体の中で一定の割合に抑えて、残りはS&P500など分散されたインデックスに回しています。攻めと守りのバランスを取る設計にしています。

まとめ

FANG+は確かにリスクが高いです。一括投資はおすすめしません。

ただ、構成企業が提供しているサービスは社会インフラとして定着していて、ブームで終わるような存在ではありません。

積立で時間を味方にしながら、ポートフォリオの成長エンジンとして組み入れる。これが今の自分の判断です。

次の記事では、実際に高値圏で買って含み損を抱えた期間の話と、その後どうなったかを書いていきます。