元電気工事士が33歳で投資を始めた理由

建設現場での電気工事の配管・配線作業 自己紹介・ストーリー
当時の現場。鉄筋の間にCD管を通す電気工事の配管作業。

僕は元々、建設現場で電気工事士をやっていた。

投資なんて正直、自分には関係ない世界だと思っていたし、「損をしそう」「金持ちがやること」「勉強しないと無理」くらいのイメージしかなかった。

今は月10万円以上を投資に回している。

ただ、別に金額が重要だとは思ってなくて、少額でも実際に動かしているかどうかの方が大事だと思う。

投資を始めたきっかけは、大したものじゃなかった。

きっかけは楽天ポイントだった

2020年、33歳の時。コロナで時間がある中で見ていたYouTubeで、たまたま投資の動画を見た。その時ちょうど気になったのが、楽天証券で投資信託を買うとSPU(ポイント倍率)が上がるという話だった。

「投資で儲けよう」とかじゃなく、「ポイント倍率が上がるなら、まあ試してみるか」程度の入口だった。

調べてみると月500円からでも始められるとわかって、最初に国内のインデックスファンドを買った。正直、何を買っているのかもよくわかっていなかったし、「少額なら損しても痛くない」というだけの理由で始めた。

現場を離れた理由

仕事自体は楽しくやっていた。現場の空気は嫌いじゃなかったし、電気工事の技術が身についていく感覚もあった。

ただ、プライベートでの不幸が重なって、メンタルがやられてしまった。自律神経がおかしくなって、体が動かなくなり、現場に出られなくなった。

そしてもう一つ、前から感じていた違和感があった。

当時、現場の上司がふと漏らしていた言葉が記憶に残っている。

「台風が来ても出勤しないといけなかったが、本当は家族が家にいる時に一緒にいてあげたかった」

家族が不安な時に一緒にいられない、休みたい時に休めない、それがまだまだ当たり前の世界だった。

体を動かして働く仕事自体は好きだし、現場の人間は裏表も少なくあっけらかんとしていて、人間関係で思い悩むことはあまりない。

ここで言いたいのは、現場職が悪いとかじゃなく、体一つに収入を依存している状態がリスクだと思った。これは業界関係なく、収入源が一つしかないこと自体の問題だと思う。

体が止まっても、積み上げたものは動いていた

働けなくなって収入が止まった時、少額でもコツコツ積み上げていた投資の存在に気づいた。大した金額じゃなかったけど、「体が動かなくても、資産は動いている」という事実が精神的にデカかった。

現場職は体が資本で、それは間違いない。でも体が止まったら全部止まるなら、それはリスクでしかない。少額でも体以外の収入源を持っておくことの意味を、この時に実感した。

このブログについて

僕は投資の専門家でもないし、FIREしたわけでもない。ただ、投資を始めてからは金融や経済についてかなり勉強するようになった。

このブログは自分のアウトプットの場でもあるし、同じような境遇の人の役に立てばいいなと思って書いている。

学んでいく中で知った世界の経済の動きや、メディアでは語られない情報を残していく。

「投資は意識高い奴がやること」「現場仕事で精一杯で余裕がない」。そう思っている人に向けて書く。昔の自分がまさにそうだったから。

月3万でも、月1万でもいい。始めるだけで見える景色が変わる。